JAL社長退陣要求

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会社ってのは、良くも悪くも経営陣の考え方に左右されるものなんだと思う。

経営陣がお客様を見ることなく別のものばかりをみて仕事をするから、
中間管理職もお客様を見ないで、経営陣の顔色を見て仕事をする。
だから現場の人も、お客様を見ないで管理職の顔色を見ながら仕事する。
そんな負の連鎖がJALや三菱自動車では起きたのだと思いますよ。

昔のJALは、当然ナショナルキャリアとしてのプライドを持って
最高のサービスを提供する気概を持って仕事をしていたのだろうけど、そ
れがいつしか、会社全体が易きに走ってしまった。
これは時間をかけて会社全体に染みついてしまったものだから、
良い方向にもどすためにも、かなり時間がかかると思う。

今まで何十年ものつけを払うためには、かなりの忍耐とか努力とか
が必要になってくると思うんだけど、そんな良い意味で頑固な人材が
今のJALの中にいるのかしら?

日産は、日産魂を持った人が残っているうちに社長交代できたので、
再生に成功したのだと思うけど、JALはね〜、僕が最初に酷いなぁ
と思ってから20年が過ぎているしね。

こんな時は、一度つぶれてしまって、今のままでも良いや〜なんて
甘い考えの人達は経営層からパートの全てのレベルで全部吐きだした
上で、危機感を持った人達が再集結して、最高のサービスの提供を
目指して事業を継承、再生した方が良いと思いませんか?

その方が結果としては全てのステークホルダーのためになると思う
のだが、いかがでしょうか。

【03/02追記】
結局現社長は退任する事になったらしい。
これで問題が解決するのであれば、それはそれで良いのだが、無理でしょう。
やっている本人達は、自分たちの環境の中だけで判断して、
「今我々の取っている行動こそは、JAL再建のためにぃ〜・・・」なんて
本気で思っているのかも知れない。

でも、端から見ると違いますよ。
ただの内紛、ぜ〜ったい、何も変わらないよ、これじゃぁ。

2006/02/15

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このページは、ぱんだが2006年2月15日 04:38に書いたブログ記事です。

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